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3.202015
後輩達へのメッセージ②
こんにちは、米内です(^^)
前回の『後輩達へのメッセージ①』の続きです。
4年生の終わり頃、サークルの第一線から身を引いた際にも後輩達へのメッセージを伝えましたが、
そのときのメッセージと今回お送りしたメッセージを加えてこちらでも紹介させていただきます。
(長編になってしまうため、分割してお届けします!)
① 自分の信念・理想をしっかり伝えよう
・自分の熱い思いを表現することは恥ずかしいかもしれない。
・自信をもって表現すれば、共感する人が集まる可能性が高まる。
・何がしたいか、どのような手段を考えているか、よりも自分の『信念』表現することが重要。
『ゴールデン・サークル』
・Why:自分の信念・目的・存在理由「なぜ?」
・How:信念・目的達成のための手段「どのように?」
・What:結果としてのアクション「何を?」
何か学生がイベントを企画・開催する場合を例にして考えてみます。
宣伝等を見た人の100%がイベントの存在を認知し、「何(What)」が行われるかを知ります。
一部の人(運営スタッフ等)は、イベントが「どのように(How)」行われるかを知っています。
そして極わずかの人(イベントの発起人等)が、そのイベントが「なぜ(Why)」行われるかを知っています。
人が最も心を動かされるのは、「Why」の部分なのに、多くの人々とはそこを隠しがち。
(何となく恥ずかしいから?照れるから?)
でも、「Why」に相当する自分の「信念・思い」を伝えてこそ、人は心からその対象に心を惹かれるものだと思う。
僕はWhy→How→Whatの順序の方が好きですが、日本人はこのベクトルで思いを伝えることが難しいこともしばしば。
日本人はWhat→How→Whatの方が作りやすいという人が多いと思うけど、
きちんとWhatを伝えることができれば逆ベクトルでも良いと思います。
自分の活動を遂行する上で必要な人に無理に働きかけるよりも、
自分が信じるものを信じてくれる人に働きかけるべきだと思います。
また、単に仕事を求めている人を活用するよりも、自分の信念を信じてくれる人を活用すべきだと思います。
社会の視点で考えるならば、仕事が出来るという理由だけで採用した人は、お金のために働くけれど、
自分の信念を信じてくれる人を雇えれば、その人は一生懸命(血と汗と涙を流すくらい?笑)働いてくれると思います。
いずれにせよ大事なことは、最も重要な部分のWhy(信念・目的など)をしっかり伝えることだと思います。
そうすれば、きっとその思いに共感する人が次第に集まってくると思います(^^)
〔参考〕2012年夏に名古屋で開催した『第1回 Medical Festival』の宣伝文(一部抜粋)
私たちの学生時代の医療系活動は、日本の将来の医療界を変えると信じています。
私は自分たちの活動が日本の将来の医療界を変えるという信念のもと、活動しています。
様々な活動が日本各地で行われていますが、それぞれに大きな価値があると信じています。
私たちが日本の将来の医療界を大きく変えるための手段は、
派閥・大学・学科・団体を超えた広くて深い繋がりを学生の間に作ることです。
大人になる前の学生の間に形成される純粋な関係・繋がりは、
大人になって自分の利益などを考えながら作られる関係よりも強固になると思います。
こうした思いからMedical Festivalは誕生しました。
日本各地で様々な分野において精力的に活動している熱い団体が集まります。
1泊2日のとても濃密な2日間を通して、お互いの活動を伝え合って知り合い、
日本各地のお酒などを飲み交わしながら、プライベートな交流も深めるお祭りです。
あなたも是非、2012年の夏休みの思い出に、Medical Festivalに参加しませんか?
皆様に新たな発見・きっかけを得られることを保証します。
スタッフ一同、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
② マジョリティー(多数派)にする
・『イノベーション普及の法則』を応用しよう。
・マジョリティーにするためには、まずは15〜18%のシェアを目標にしよう。
『イノベーション普及の法則』
・innovators(何か新しいことを始める人)2.5%
・early adapters
(すぐに新しいことに飛びつく人)13.5%
・early majority(少し遅れて飛びつく人)34%
・late majority(みんなにつられて飛びつく人)34%
・Laggards(最後まで飛びつかない人)16%
何か新しいことを始め、それを多くの人に認めてもらい巻き込む際、
つまりmajorityにできるかどうかの境目は、15〜18%のシェアだそうです。
僕が救急サークルを立ち上げた際、この活動が一過性のものではなく、十年先も続くようなサークルにしようと思いました。
そこで、確固としたmajorityを確保するための魅力と受入れ能力を制度的に作ろうと考えました。
魅力については企業秘密もあるので今回は割愛させていただきますが、受け入れキャパについては、
医学科は1学年100人程度いるので、毎年最低でも15〜20人を受け入れるシステムを作ろうと考えました。
(その理由は、上記の論理が理由です。)
結果として、他大学の力を借りずに自分たちだけで定期的なワークショップを開催できる仕組みを周囲の大学と共に作り、
自分達が開催するワークショップだけで毎年約20人の受け入れを確保できる体制を構築することができました。
今回のお話は、Simon Sinekさんのお話を参考にしています。
Simon Sinekさんのお話を参考に、僕が医療系活動で応用した一つの例を書きました。
Simon Sinekさんのお話は、もっと世界的な視野でお話をなさっていますので、興味のある方は、是非ご視聴ください♪
『優れたリーダーはどうやって行動を促すか』(日本語の字幕付きでご視聴いただけます。)
まだまだ続きます。笑
<注釈>
大学6年間の経験から米内が個人的に考えている意見や考えです。
異なる意見もあるかと思いますが、1つの見方・考え方と捉えていただければ幸いです。
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コメント
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2016年 3月 27日トラックバック:後輩達へのメッセージ③ | 米内竜の迷走録
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