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後輩達へのメッセージ③

こんにちは、米内です(^^)
約1年前の記事『後輩達へのメッセージ②』の続きです。笑
大学4年生の終わり頃、サークルの第一線から身を引いた際にも後輩達へのメッセージを伝えましたが、
そのときのメッセージと今回お送りしたメッセージを加えてこちらでも紹介させていただきます。
(長編になってしまうため、分割してお届けします!今回が最終回!)

 

 

第3章:持続可能性(Sustainability)

 

① 人材(とくに後輩)が何よりも大事
 ・将来のさらなる発展のためには、後輩を大事にすることが重要。
 ・先輩から受けた恩は、後輩に返す。
 ・後輩には見返りを求めず、どうせ返すならさらに下の後輩に返してもらう。

例えば、『後輩達へのメッセージ①,②』などを通して、新しい何かを生み出すことに成功したとします。
その後に大切になってくることは、その新しい何かに『持続可能性』を持たせることだと思います。

学生時代に周囲を見渡しても、そして世の中や社会を見渡しても、新たな組織や会社が誕生後、
それが1世代や数世代しか続かず、組織や会社が破綻してしまう状況をよく見受けるように思います。

その原因の1パターンとして、後輩の存在の重要性が欠如している場合があるように思います。
これまでよく見てきた例としては、自分達の代で盛り上がりすぎてその後に終わってしまう例や、
先輩達を一生懸命立てるあまり、後輩に向けるべき愛情が少なくなってしまう例などがよく見受けられました。

批判を受けるかもしれませんが個人的な意見として、先輩よりも後輩をより大切にすべきだと思っています。
確かに今の自分が現在の状況にいれる大きな要因は、先輩や上司の存在が非常に大きいと思います。
後輩の影響よりも圧倒的に先輩や上司のお陰であることが多いでしょう。

勿論、その先輩方からの恩を直接お返して、感謝を形に示すことも大切なことだとは思いますが、
より大きな恩返しの形として、受け継いだものを後の世代に引き継がれていく様を見せることではないでしょうか。

ここ最近、学生時代に立ち上げたものが後輩達のお陰で代々引き継がれていき、
見知らぬ後輩達にまで引き継がれていく様を遠くから見て、とても幸せな気持ちに浸ることが多いです。

何をするにしても人の力が必要不可欠。
人が集まれば時間も短縮でき、人が集まればお金だって集められる。

先輩から受けた恩は後輩に、後輩からは見返りを認めずさらに下の後輩に。
このサイクルが文化となる環境が、とても大事なことのように思います。

 

② 組織が自立できる力を養い、システムを構築する
 ・他に依存した状態では、持続可能性を得ることは難しい。
 ・組織が自立できるだけの力をつけ、そのためのシステムを構築する。

世の中を自分1人で生きていくことは無理ですが、誰かに依存しなければ生きていけない状態は好ましくないです。
社会で言えば、『衣食住』などといった生きてく上で必要不可欠な部分は自分達だけで成り立たせること、
組織で言えば、ヒトやお金などといった組織を成り立たせる上で必要な部分を自分達だけで成り立たせること。

田舎の市中病院を例にすると、どこかの大学病院からの派遣医師の力に頼り続けている状況は好ましくなくて、
一時的に外部の力を借りる必要があるにせよ、早いうちに自分の病院だけで存続できる状態に持っていくことが必要です。

お金に関して言えば、どこかにお金を借り続けることなく、自分達の力だけでお金を生み出せるシステムを
構築していく必要があると思います。

ヒトにしてもお金にしても、自立できる状態に持って行くまでが大変なのは当然ですが、
その状態を目指すことを諦めてしまってはマズイはずです。

ヒトに関しては、前回の記事に参考になる部分があるかもしれません。
自立に関しては、学生の組織にかぎらず日本国にとっても言えるかもしれませんね。

 

③ 絶えず変化を求める
 ・拡大し続けることは不可能。
 ・時に規模を縮小し、中身の濃さを追求する変化も重要。
 ・どんな形であれ、何かしらの変化を求め、刺激を受けることが望ましい。

最初の数世代は組織が拡大し続けるのが一般的だと思います。
しかし、その先には必ず限界がきて、ルーチン化・マンネリ化が起こってくると思われます。
実際、学生時代の活動で後輩達を見ていて、思い悩む姿を何度か目にすることがあります。
(個人的には、何かを生み出したり立ち上げてばかりですが…)

そういった未来に対するアドバイスとして、その組織や活動の根幹を成す大事な部分は守る必要があるけど、
(勿論、未来の状況によっては根幹から覆すべき状況が来るかもしれませんが。)
枝葉の部分をどんどんアレンジしたり、時に規模が大きくなりすぎて厳しいと思う場合には規模を縮小したりなど、
小さくても何かしらの変化をつけ続けることが重要になってくるのだと思います。

先輩から引き継いだものをそのまま引き継ぐのも良いかもしれないけど、
各世代のオリジナリティーを少しでも加えていくことで、面白いものに変化し続けていくんじゃないかな、と思います。

厳しい状況によっては、無理せず規模を縮小して、代わりに中身の濃さを追求することも重要な選択の1つ、
勢いがある場合には、規模を大きくしつつ中身にもこだわるのも1つ、
その時々の状況に合わせて、独自性を付け加えたアレンジしていければ良いんだと思います。

 

 

やっとこのシリーズも終了です。笑
1年前に2本目を書きあげ、仕事が始まってから後回しにし続けてきましたが、何とか完結です!

最後までお読み下さった皆様、ありがとうございました!!
読者の皆様に何かしらのお役に立てればとても光栄です(^^)
また、以前のブログで人気のあった記事などを少しずつ載せていこうと思います♪

<注釈>
大学6年間の経験から米内が個人的に考えている意見や考えです。
異なる意見もあるかと思いますが、1つの見方・考え方と捉えていただければ幸いです。

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